9月の試聴会の様子と次回予定

9月8日(土)に恒例の試聴会を開催いたしました。今回は女性の方も来ていただき、華やかさも加わり楽しんでいただけと思います。

まずセンター試聴スペースでは、当ショップオリジナルの新作プリアンプART-PRE(写真参照、シルバニア6J5, GE37搭載)とメインアンプはYarland TJ300/2A3-S2(300B付)の組合せ、CDプレイヤーは常設のマランツCDR630。そして今回はスピーカーにビンテージと言える独テレフンケンの2Way(50年台の製品)と英タンノイの同軸2Way(60年代の製品)の独英対決(笑)を中心に聴いていただきました。

ソースにはイタリアの新進気鋭トランぺッター、クリスボッティのアルバム「When I fall in love」から数曲聴きました。伸びやかで感傷的なトランペットで、数曲はボーカル(スティング等)も参加していて楽しめるアルバムです。まず真空管で有名なテレフンケン社、ユニットはオリジナルのアルニコ26×18cmフルレンジ+10cmツィータで箱はリメーク。真空管アンプとの相性は抜群で、明るく伸びて艶やかな中高音が響き、重厚さもある音楽性ある音で皆さんも感心されていました。やや重心が高いので低音重視のジャズの迫力には不足ですが、ボーカルやビバルティの四季の弦が美しくドビッシーの海も華麗に響き、楽しい音。小~中音量で秋の夜長にしっとり聴くには最適です。次にスピーカーを同等サイズ(25cm同軸)のタンノイのイートンに切替て聴きました。タンノイでは小型の60年代の製品ですが、さすが英国の名門、落ち着いていながら明瞭な大人の音になります。タンノイは総じて暗いという世評もありますが、低域の音階も明確になりジャズの迫力も中型としては大変良く再生され完成度が高いです。どちらもアルニコ磁石の時代の製品で真空管アンプに好適です。

比較のため常設スピーカーの米国勢アルテック銀箱、JBL4408Aでも聴き欧米対決をしました。さすがメリハリの利いたモニター調に変わります。特に音量を上げた場合は米国勢が有利でしょうか。ここは趣向の分かれる所ですが、音楽をゆったりと気負わずに楽しむには真空管アンプ+ヨーロッパ製スピーカーはお奨めです。試聴された方々もオールドSPでここまで鳴るのかと好評でした。今後も真空管アンプと相性が良いヨーロッパのスピーカーを選んで、ラインアップにしていく予定です

 

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8月の試聴会の様子と次回予定

8.11に8月の試聴会を開催しました。今回も酷暑の中、お越し頂いた方々、ありがとうございました。

今回はセンター試聴コーナーでは新たに加えたスピーカーのタンノイ イートンをメインに、プリアンプART-PREⅥ、メインアンプYarland TJ-300/2A3-S2(300B)、CDPマランツCDR630Mk2、それにアナログプレイヤーはガラード86SBMk2の組合せで聴いていただきました。

ソースにはまず小沢征爾氏のCDベストアルバムからチャイコフスキー弦楽協奏曲、続いてレコードでカラヤンのバッハ管弦楽組曲2番の一部を聴いていただきました。弦楽の繊細で美しいハーモニー、管弦楽では弦と管の音色と響きの微妙な重なりなどが表現され、タンノイ独特の同軸2ウェイの定位が素晴らしく、オーケストラの配置や全体の響きが心地良く聴けます。またヴィバルディの四季でも弦の引き始めの音や弓の動きが判るほどです。またナタリーコールのジャズボーカルも新鮮な歌声が聴けました。ジャズではお客様持参の山本つよしトリオのMISTY、ジャコパストリアスのWord of Mouth、ウェザーリポートのデビューアルバムから聴きました。さすがにジャズではパルシブな音源やバスドラの迫力などでは表現不足な点があり、ソースを選ぶ傾向が判りました。これまでタンノイでは小型のマーキュリーM1(同軸ではない2ウェイ)でも聴いて頂いていましたが、同軸2ウェイ、10インチのイートンは比較的小出力の真空管アンプとの相性が抜群で、通常の部屋の大きさには最適と思われます。参加者の方にも音にご納得頂けてご好評でしたので、今後もセンター試聴コーナーで常時比較試聴できるようにいたします。センターでは最後にお客様が持参されたスピーカー(STEREOという本の特別付録の箱のキットにフォステックスのユニット使用)を聴きました。やはり小型ユニットで同軸のメリットで定位とリニアリティ、応答が良く、小音量でも音痩せしない真空管アンプで聴くには適していました。

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7月の試聴会の様子と次回予定

7.14(土)の恒例の定期試聴会を開催しました。今年は猛暑の毎日ですが遠路ご参加いただきありがとうございました。今回はセンター試聴コーナーではASC-1215KT(KT120)でまず聴いていただきました。ソースはお客様ご持参のハリーベラフォンテのボーカル、ゲイリーバーツ&ソニーフォーチュンのアルトサックス二重奏、ブルースのオムニバスを聴きました。本アンプはシングルアンプながら中域が厚くジャズやボーカルの熱気を良く再現する定評のある機種です。中でもハリーベラフォンテの「ダニーボーイ」では暖かくノーブルな歌声は現代では稀な哀愁を帯びた熱唱で熱くなります。

スピーカーは主にビクターSX-3を使用しました。

次に奥のメイン試聴室に移動していただきました。今回は常設の

ASC-1420CDASC-DAC9ASC-845Jマルチに加えプリアンプにはオリジナルのPRT-PREⅦで聴いていただきました。また今回はウーファーのスピーカーケーブルにはやはりオリジナルのART Cable TypeS6(従来は同TypeS4)に変更し低域の音圧を向上させています。ソースにはまずセンターとの比較のためハリーベラフォンテの「ダニーボーイ」を聴きましたが、最初のフレーズから「別の音楽に聴こえる」「大人の音楽になる」といったコメントをいただきました。センター試聴コーナーはアンプ機種の比較試聴用で、奥のメイン視聴室は常設のため、システム構成が違うため当然ですが、お客様はその音楽としての聴こえ方の違いに驚かれることが多いです。

今回はまたお客様がアナログレコードも持参されましたので、まずは常設のシステムで聴きました。(DENON DP3000、電源にはオリジナルのART-POWERを使用)

ソースには金子由香里のシャンソンや津軽三味線などを聴きました。常設はオルトフォンのMMカートリッジですが、お客様ご持参のデンオンカートリッジやラインインピーダンスマッチングトランスを追加しての比較試聴も行いました。それぞれの違いは明確に聞き取れ、参加された方々からも違いが良く判るというご感想で音楽のニュアンスの違いを楽しんで頂けました。音の違いを言葉で表現するのは難しいのですが、一部の機器変更がすぐに音の違いに出るのはそれだけ再生能力があると解釈しています。特にピュアオーディオシステムの構築では基礎となる電源も重要なファクターであることは間違いありません。なにせオーディシステムは電気駆動ですから。

話が長くなりましたが、金子由香里のシャンソンから、再度CDの再生に戻り、シャンソン繋がりで本場フランスのバルバラの「黒い鷲」なども聴いていただき気分はパリの街角です。さらにボーカルではボビーコールドウェルのロマンチックな歌声、スティングの抒情、クラシックではバッハの艶やかなバイオリンコンチェルト、チャイコフスキーの潤いと厚みのある弦楽アンサンブル、ジャズではゴンサロの染み入るピアノ、クリーム時代のクラプトンの白熱のアドリブなど時間の許す限り聴いていただけました。参加された皆様からも楽しかった」という嬉しいコメントを最後に頂きました。猛暑が続いていますが次回は8/11(土)13時からですので皆様のお出でを楽しみにしております。

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6月の試聴会と次回予定

6月9日(ロックの日?)に6月の定例試聴会を開催しました。まずはセンター試聴コーナーでロック、ジャズの熱気もしっかり再現するMingDA ASC-1215KT(KT120)で聴いていただきました。ソースはロックの名盤の一つのグレッグオールマンのレイドバックを聴きました。アメリカ南部ブルースを基調にリラックスした演奏とボーカルが冴え、独特の雰囲気が味わえます。スピーカーはJBLがギターの音色も活きて気持ちよく鳴りました。

今回はお客様のお一人がご自作のカートリッジ(オルトフォンMC改造品)、MC昇圧トランス、アナログレコードを持参されましたので、他のお客様の了解も得て早々に奥のメイン試聴室に移り、当店常設のアナログプレイヤー(DENON DL1300+オルトフォンΩ)に換装して比較試聴しました。ソースはお客様ご持参のアートペッパー(+イレブン)、ブラームスの5番の他、当店のアールクルー、チックコリア、レッドゼッペリン、エイジアを聴きました。当店常設システムはデジタル音源が中心のため、アナログでのチューニンフはあまり追い込んでいませんが、真空管プリアンプの効果もあり、やはり中身の詰まった生々しい音が聴けました。デジタルでは美味しいハンバーグ(切り刻んで固めた肉)であったものがレアのステーキが出てきたような感覚とでも申しましょうか。帯域が狭かったりごつい所はあってもさらに美味しいです。当時のアナログ録音との相性もあるのでしょうか。真空管アンプの効果はもちろんのこと、アナログ再生にはやはり趣があります。

フォノイコライザーは真空管式が欠品のためオルトフォンのもの(MM/MC)を使用しました。常設のMMカートリッジ(オルトフォンΩ)では出力もあり良い音なのですが、お客様ご持参のオルトフォンのMCカートリッジでは音に元気がありません。そこでまたお客様ご持参のMC昇圧トランス(カスタム製作品)を加えますと俄然元気が良く艶やかな音になり、MCはこうでなくてはという感想になりました。その他、フォノイコライザーの電源やアースの取り方によっても音やノイズが微妙に変化します。アナログで良い音をだすのは良い耳と知識と情熱がデジタルに増して必要ですね。

最後にはまたデジタル再生に戻りまして、いつもよりロックに敬意を払いましてローリングストーンズ、スティングなどを聴きました。今回を機にアナログ再生も妙味を再確認できましたので、さらに試聴会も充実させていきます。

次回は7月14日(土)13時からです。また皆様と楽しいひと時を過せることを楽しみにしております。

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5月の試聴会と次回予定

昨5/12に5月の定例試聴会を開催しました。(いつも「ブログには何時でるの?」と急かされますが、今回はなんと翌朝です!)

冗談はさておき店頭の小さなバラやハーブも咲いてお客様をお迎え。

センター試聴コーナーは各種アンプをスピーカーを切替えてご試聴いただけますが、お客様のリクエストでミンダのASC-3023BA(2A3付)とASC-1215KT(KT120andKT150)でジャズを聴いていただきました。ソースには以下の写真にもありますキャノンボールアダレイ、アートブレイキーとジャズメッセンジャーズなど。

3023BA(2A3)は美しく端正な音色が特徴ですが自然かつ充実した音色で、演奏開始すぐに「まるでレコードで聴いているようですね」などのお声が聴かれました。サックスの音色に艶があり、ドラム、シンバルの音も心地良いです。次にアンプをパワフルな1215KTに替えて同じソースで聴きましたが、KT120では特に中域が厚くジャズの熱気、醍醐味が味わえジャズのお好きな方にはグッとくる音色です。KT150に差替えますとさらに低域が広がり音場も広がりジャズよりフルオーストラなど雄大な表現に最適な音色になることを感じていただけました。本機は1台で2度美味しいアンプと言えます(何度でも味わっていただけますが)。スピーカーは最初はアルテック銀箱でしたがJBLにしますとJBLオーナーの方からは「やはりジャズの熱気が出ますね」と好評でした。

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4月の試聴会の様子と次回案内

4月14日に定期試聴会を開催しました。トピックスは新しい真空管プリアンプのART-PREΘ(仮称)と電源装置ART-POWER CUSTOMで、両者をメインシステムに設置して聴いていただきました。今回はメイン試聴室のみで約3時間の大試聴会と相成りました。

ART-PREΘ(近日詳細ご紹介予定)は、真空管は6J5メタル管、37、6X5(RCA),レイセオンの電源トランス、WEのチョークトランス、プレートチョーク、出力トランスを搭載したこれまでのART-PREからさらにグレードアップした製品です。またART-POWERは製作例3でご紹介した内容の製品で117V1系統をプリに、100V2系統をCDPとDAC接続して聴いていただきました。

全体としては従来とはさらに違った落ち着きと静けさが増し、音楽が極めて自然に聴けるようになっています。以前にいらしたお客様からも「音の出方が全く変わった」「毎回、音が良くなっているのに驚きます」と言った感想を頂きました。ソースはお客様のリクエストのジャズギター、ジャズピアノを皮切りに、女性ボーカルはスラヴァ、エラフィッツ=ジェラルド、ホーリー=コール、マーカス=ミラーのジャズエレキベース、クラシックではバッハのブランデンブルグ6番、チャイコフスキーの悲壮等を聴きました。一つのシステムで全てのジャンルを鳴らしきるのは一般には難しいと言われていますが、電源装置と最高峰の真空管アンプの効果は絶大で、自然な響き、奇をてらわず純粋でストレートな音がそれを可能としています。お客様のご感想も、高音が綺麗だとか低域の響きがどうであるとかと言った、所謂オーディオ談義はほとんどなく、皆様真剣かつ純粋に音楽を楽しまれ、試聴会というより音楽会という雰囲気で、3時間があっと言う間に過ぎてしまいました。

音楽性豊なソースをオーティオシステムで芸術の域で聴けることの喜びを共感できる試聴会となりました。

次回は5月12日(土)13~の予定です。また皆様のご参加を楽しみにしています。

ART-Cable Series 充実

ART-Cableはすべて銅単線構造(TypeDを除く)にこだわり、ストレートで虚飾の無い素の音を目指しました。一聴するとそっけなく特徴がないように感じるかもしれませんが、本来の信号や電源の素性をストレートに伝達しており、聴き込むほどに、また、機器の再生能力が向上するほどにその真価が発揮されます。「音の良いケーブル」とは音楽信号や波形を極力忠実に伝達することに帰着し、ケーブルでの凝った音作りや補正は化粧や虚飾となり、オーディオシステム全体でバランスの良い音には纏めにくいのです。素直で聴きやすく虚飾のない自然な音、すなわちハイグレードな音の構築には単線の活用が近道です。真空管アンプのシステムとの相性は抜群ですが、もちろんトランジスタアンプにも効果的です。

今般ラインケーブルに電源ケーブル、スピーカーケーブルを加えて機器の入口から出口までをシリーズ化しました。

・ラインケーブル:Type1(2芯仕様)、Type2(4芯仕様)、デジタルケーブルTypeD →リンク1 

・電源ケーブル:TypeP6(6芯仕様)、TypeP10(10芯仕様)→リンク2

・スピーカーケーブル:TypeS2(2芯仕様)、TypeS4(4芯仕様) →リンク3

当然のことながらオーディオ機器は電気で動作し、ケーブルの再生音への影響は想像以上に大きいのです。

銅単線のシンプルで素直な特性が、高度な音楽再生に有利であることを実感していただけると思います。

今後もさらにラインアップを充実させてまいります。

 

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3月の試聴会の様子と次回予定

3月10日に定期試聴会を開催しました。今回はセンター試聴コーナーでは常設のアルテック銀箱、ART-PRE0+ヤーランドTJ-84Pでナタリーコールのボーカルでアンフォゲッタブルゲッタブル、ジャズではお客様ご持参のエディヒギンスのピアノトリオ、ちあきなおみなどを聴いていただきました。同アンプはEL84のプッシュプルで比較的小型ですが中域の美しい音色が特徴でナタリーコールの伸びのある歌声や美しいエコーなどが心地よく再生されました。エディヒギンストリオでも軽妙なピアノを軽快なリズムセクションでご機嫌な音楽を楽しめました。プリのART-PRE0(ゼロ)は非売品ですが音のリアリティに寄与しています。センターで30分程度聴いていただいた後、メイン試聴室に移りました。今回はオリジナルプリメインアンプのART-PREⅢ、ART-PREⅣ、そして新しいART-PREⅦを比較試聴していただきました。

以下の写真にあるいろいろなジャンルの音楽を試聴しましたが、特にドボルザークの新世界の第一楽章での比較を中心に行いました。冒頭の弦の静かで厳かなフェードイン、ホルンの響き、それに続くティンパニーを含めた力強いフルオーケストラのうねりなど聴きどころ満載です。まずART-PREⅢは明るめの音調でパンチもありこれまでの試聴会でもどのジャンルでも好評で本楽曲でもメリハリの利いた音楽が楽しめます。次に特にクラシックに強いART-PREⅣを出力管6K7Gで聴きました。ウェストレイクのトランスなどで繊細で奥深い音色と響きが特徴で、さすがに新世界が開かれるような劇的な印象の音楽になります。そして新しいART-PREⅦですがこれはさらに解像度というか抜けの良さというかまた違った繊細さと力強さで説得力ある音楽に聴こえます。参加された方々も再度ART-PREⅣに戻して聞きたいとのことで、今回は新世界の大会となりました(笑)。プリの音楽性に与える影響の大きさを感じていただけていれば嬉しいです。

次回は4/14(土)13時からの予定です。また新しい電源装置やプリアンプも予定していますので、皆様のお出でを楽しみにしております。

ART-POWER CUSTOM受注開始

電源ボックスART-POWER CUSTOMの受注を開始しました。

家庭用のオーディオ装置は商用電源を使用していますが、高度なオーディオ再生には商用電源からの電源では限界が生じます。当然のことながら商用電源はオーディオ用に特化されたものではなく、あらゆる電化製品に使用されるものですから種々のノイズが乗っています。オーディオ装置は精緻な音楽再生機能の全てを電気で駆動することを考えれば再生音に影響することは当然といえば当然です。

当面はカスタム品としてお客様のご希望の仕様で製作いたします。

写真は当社ART-PRE用に製作した例ですが、電源でこれだけ音が変わるのかと愕然とするほどです。

詳しくは商品一覧をご覧ください。

リンク

2月の試聴会の様子

2/10に定例試聴会を開催しました。今回からエントランスに真空管を使用した「本日試聴会」のボードを用意して雰囲気を出してみました(笑)。最初にセンター試聴コーナーでヤーランドの一番小さいTJ-6P1を常設のプリアンプを介して鳴らしました。小さいながらも非常に素直ですっきりバランスのとれた小気味良い音でリラックスして聴くことができ、試聴会のオープニングにも適しています。お客様の持参された越路吹雪の若かりし頃のシャンソンなどを聴きました。トピックとしましてはお客様が持参されたレコードとガラード401(MCカートリッジと昇圧トランスもご持参)で谷村新司、ジャニスイアンと当店のジェフベックを聴きました。やはりアナログレコードは真空管アンプで聴きたいものですね。帯域はCDより狭いのに耳が慣れてくるとアナログ独特の雰囲気がプンプン感じられました。

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ART-PREV(アートプリファイブ)登場

当ショップのオリジナルブランドの本格派真空管プリアンプ第5弾、ART-PREⅤを新たにリリースしました。

美しい天然木(みずな)のフレームデザインのイメージにぴったりの清涼で透明感ある明快な音色の音楽性溢れる一台です。

音楽に潤いと安らぎを求める方に特にお奨めいたします。

詳しくは商品欄をご覧ください。→リンク

2018年初試聴会とエジソン蓄音機

本年初の試聴会を去る1/13(土)に開催いたしました。遠くからもご参加いただきまして誠にありがとうございました。今回はセンター試聴コーナーでは真空管アンプの音はあまり馴みの無い方もいらっしゃりましたので代表的な機種としてシングルアンプとしてはミンダのASC-3023BA, MC368-B902, プッシュプルではMC-34A(写真中央の機種)を中心に聴いていただきました。ASC-3023BAは300Bと2A3のコンパチ機ですが今回は2A3でストレートで端正や音、MC368-B90はKT90の中域の充実した力強い音、MC-34Aはプッシュプルならではの中高域の華やかさが加わり特に弦楽での美しい響きを聴いていただきました。いつもはトランジスタアンプで聴いていらっしゃるというお客様も真空管アンプのリアルで潤いある音をそれぞれに感じていただけたようで良かったです。ソースはお客様ご持参の「素晴らしいコントラバスの世界」でコントラバスの多様な音色、女性ボーカルでは「すたんだーどなんばーちあきなおみ」で滑らかで清らかな歌声、ジャズではAkira Matsuo Trio 「EASTER PARADE」のガッツあるプレイが楽しめました。

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お客様の声(ART-PREⅡ+ASC-1215KT)

 

     ASC-1215KT(KT120付)とART-Cable1,2をお使いのT様から新規導入されたART-PREⅡのご丁寧な感想をいただきました。以下に極力原文のまま一部編集して記載いたします。

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   午前中に届きまして、先ほどまでCDをとっかえひっかえ聞いていました。ART-PREⅡはまず見ているだけで癒されます。音に広がりが出て見晴らしも良くなりました。 自然で解像度も上がりました。もう少し女性ボーカルに艶っぽさが出れば最高なのですがこれから良い方向に音が変わっていくと思いますので楽しみです。ピンケーブルを交換しただけでも音の質感やバランスが変わるので、オーディオボードで調整したりと久しぶりに時間を忘れてのめり込みました。こんなに音楽を聴くのも久しぶりです。   CDプレイヤーからプリアンプへは、アートケーブルタイプ1がベターでした。

         (数日後)

         プリの電源だけ隣の部屋から繋げてみました。ボーカルや楽器が自然な音色になり、うれしくなりました。  もうASC-1215KTを単独で聴く気がしません。次元が違います。  プリの存在の大きさを痛感しました。

         ASC-1215KTの前は海外G社の高級プリメインアンプも使っていました。きれいな音がするアンプですが淡白な傾向の音で不満でした。試しにART-PREⅡを繋げるとボーカルや楽器の自然な音色に潤いや艶も出てきて、まさにパーフェクトと言いたくなるようになりました。ART-PREⅡの本当の実力を知ることができました。

    一方、CDの録音状態までよくわかるようになったので、音楽をのんびり楽しむというより、録音の良し悪しが気になってくるようになりました。1枚のCDの中でも、曲により録音状態の違いに驚きます。 贅沢な悩みですが、もっとおおらかに純粋に音楽を楽しみたいという思いもあります。繊細な音も大変魅力的ですが、ぼーっと音楽を聴きたい時はおおらかな音が欲しいなと思います。ですので、さらに雄大な音になるというKT150を使ってみます。  ASC-1215KTART-PREⅡはこれからも大切に使い続けたいと思います。ありがとうございました。

      (KT150追加の後日談)

  KT150ですが、リアルな音という点では、KT120に一歩譲りますが、低域が良く出るので少々録音の悪い曲でもそれなりに楽しむことができるようになりました。十分に低域がでるので購入して良かったです。エレキベースが締まって力強く、ボーカルも滑らかで、爽やかな残響音もあり音楽に体が包み込まれるような気持の良さがあります。評価がもっと上がっても良いと思うのですが、巷での評価が低いように感じます。また低音が出にくかったT社の20センチのウーファーのスピーカーもKT150で鳴らせば、楽しめるので使っみようと思いす。

 

  当店より:ART-PREⅡで原音再生能力が向上し一部を変更しても変化が明確にでる傾向になります。それが理想の音に到達する近道でもあります。ART-PREはオーケストラに対する指揮者の様な存在で一度聴いたら外せなくなります!一台毎の限定製作のため同一機はありませんが、他のART-PREシリーズは別の指揮者のようにまた趣が異なる味わいがあります。

12月の試聴会の様子と次回予告

去る12/16(土)に本年最後の定期試聴会を開催しました。うっかり参加の皆様と和気あいあいとし過ぎて集合写真(笑)の写真を撮り忘れてしまいました。参加された方々申し訳ありません。

さて今回もまずはセンター試聴コーナーで何種類かのアンプを4種類のSPで聴いていただき、それぞれの特徴を比較しながらお楽しみ頂きました。最初のアンプはヤーランドの中級機種であるTJ300/2A3-S2を300Bで聴きました。ソースはおなじみのイムジチの四季、お客様の持参された珍しい東欧のTonu Naissooピアノトリオ、山口つよし「MISTY」。300Bならではの豊かで優しい音色で弦楽、ピアノとも美しく響きます。やはりSPはアルテック銀箱が帯域、音色、響きともベストバランスですが、ビクターSX-3も独特の優しい中域が特に弦楽では素晴らしいです。ジャズ系はやはりJBLモニターがやや音が痩せて聞こえますがメリハリがあり生き生きと感じます。またセレッション5もこの大きさでこの音がでると驚きのバランスで自然な音楽を聴かせてくれます。300Bはシングルでもそこそこのパワー感もあり人気があるのも当然ですね。続いて同じヤーランドの小型モデルTJ-6P1を聴きました。これは小型とは思えないほど低域もしっかし中高域も自然な音色でバランス良く、参加の皆様もそのCPには驚かれていました。次にヤーキンのASC-13Sを聴きました。プッシュプルだけありパワーに余裕があり中高域の伸び、特に弦の艶やかさが特徴で四季やピアノが華やかに再現されます。最後にミンダのMC368-B902を聴きました。KT90のシングルアンプですが低域が充実し音の重心がさがり玄人好みの腰がある音になったとのご感想でした。いぶし銀の様な重厚さが加わりこれで聴くジャズやボーカルもまた味わい深いものがあります。皆様大変耳の良い方ばかりですぐにそれぞれの特徴を聴き分けられてコメントされ今回もまたタジタジでした!

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クリスマスセール開催中

 

 

イベント欄にも記載していますが、12月中はクリスマスセール期間としてセール特価品を各種用意いたしました! 

この機会に気になる機種をゲットください。

数量には限りがありますのでご了承ください。

各ブランド(Ming-Da、Yaqin、Yarland 、Ocean Art Audio)

の人気機種を中心にご案内しています。

詳しくはイベント欄機種一覧のクリスマスセール対象品をご覧ください。

 

11月の試聴会の様子

去る11月11日に試聴会を開催しました。今回はまずセンターの試聴コーナーでアンプは①ミンダASC-3023BA(2A3付)、②ヤーキンASC-13S、③ヤーランド6P1-Pを使用、スピーカーは常設のアルテック銀箱、ビクターSX-3Ⅱ、セレッション5、JBL4408Aの4機種を切替えながら、リーモーガンのトランペットやスティーブキューブトリオなど主にジャズで試聴しました。どの組合せでもそれぞれの特色が出て味わいがあります。アルテック銀箱は大型の部類ですが能率は非常に良いので③6P1-Pの様な小型小出力アンプでも通常の音量までなら十分に美しく聴けます。かえってSX-3Ⅱの様な密閉型の方が能率が低いので②のようなハイパワーアンプの方が余裕がでます。どの組合せでもアルテックの繊細で余裕ある響き、ビクターSX-3ⅡA柔らかな音色、セレッション5のバランス良い伸びのある音、JBL4408Aのモニターらしい緻密な音が聴けました。今回はさらにお客様が持参された自作スピーカーでも試聴しました。フォステックスの7cmを鉢に入れ上向きに椅子型フレームと組合せ、ツイータ―は正面向き、車載用サブウーファーを床置きのユニークな構成。ローコストとのことですが音場型の広がりある面白い音で見た目も楽しくリラックスして聴けました。

 

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真空管プリアンプART-PREⅡ発売

真空管アンプ全盛期のオリジナル真空管、電源、トランス、配線類を贅沢に使用したART-PREシリーズ第二弾のART-PREⅡ(限定品)を発売しました。

当時の名品は次第に入手困難となりつつある今日において、オリジナルパーツの性能を活かすための回路設計、機器配置、配線取り回し、そして最終的な聴感重視の音質調整。

どれもがスペック偏重とも言える現在のオーディオシーンに一石を投じる、スペックでは語れない情緒豊かで潤いのある音楽を楽しめる仕上がりです。

詳しくは商品欄をご覧ください。当店での試聴もできます。

リンク

10月の試聴会の様子

10/14に10月の定例試聴会を開催しました。あいにくの雨の中、お越しいただいた方々、ありがとうございました。今回はメイン試聴室の写真を撮り忘れてしまい、写真はセンターの試聴コーナーです。ここではヤーランドのTJ84-P(EL84のプッシュプル)とヤーキンのASC-200BPS(KT88のプッシュプル)をヤーキンのCDP(ASC-1420CD)と当店オリジナルのプリアンプ(名前はまだありません)を介して聴いていただきました。SPはいつものアルテック銀箱です。

ソースはクライバー指揮、ベルリンフィルのシューベルトの「未完成」ではオーケストラのスケール感や鮮やかな音色、ジャズではお客様ご持参のChet Bakerの中性的な優しくも凛々しい歌声、ロックでは懐かしいクリームの「カラフルクリーム」で若かりし頃のクラプトンの鳴きのギターの音色が蘇りました。TJ84-Pはヤーランドとしては2番目に小型のアンプで10Wですが多彩で伸びのある素直な音色が特徴で、どんなソースでもそれぞれによく音楽を良く再生するバランスの良いアンプで、皆さんご納得の表情でした。その後にASC-200BPS(現在は絶版)をお客様のご希望で聴きましたが、さすがにこちらは63Wのパワフルなアンプでアルテックのウーファーを鳴らし切り、ジャズの迫力や熱気、ライブ感もあり、やはりジャズにはパワーも必要と相成りました。

後半は奥のメイン試聴室に移り、新しいオリジナルの本格派真空管式プリアンプを介してお聞きいただきました(近日発売予定)。オーディオ試聴の定番「カンテータドミノ」をお客様ご持参CDと当店準備のハイレゾソース(192kHz/24bit)で聴き比べました。ハイレゾでは情報量が増しますが、全体のバランスや余韻ではCDの方が自然で聴きやすいというご意見が多かったです。理由としては標準フォーマットの方が当時の製作過程での吟味が十分でハイレゾは急造なためミキシングなどのバランスが不十分なのではないか、また当店の再生環境とマッチしていないのではないか?など激論(笑)が交わされました。ハイレゾについては今後のさらなる成熟が進む可能性大です。

お客様からレアな”TAKAKO YAMADA Live at Jazz room Cortez”を聴きました。Cortezは水戸市にあるジャズ喫茶&ライブスポットです。落ち着いた優雅な演奏でグランドピアノの余韻も素晴らしく録音も良いと好評でした。ジャズピアノではこれもお客様ご持参の「Andrew Hill !!!」を聴きました。1964年の録音ですが自由奔放でアグレッシブなメロディラインが楽しめました。ピアノは低域から高域に渡る音色や倍音の微妙な響きの再生がオーディオ機器のチェックには厳しいポイントですが、今回導入したプリアンプの効果も感じて頂けたと思います。次回は11/11(土)の予定ですので、また皆様のお越しを楽しみにしております。

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真空管オーディオフェアの様子

去る10/8~9に毎年恒例の真空管オーディオフェアが開催され、好天にも恵まれ大盛況に終わりました。お越しいただいた方々、大変ありがとうございました。今年は販売していますヤーランドアンプのデータゲート社のブースのお手伝い、商品説明補助を行いました。

ヤーランドアンプはどれも余裕と艶のある落ち着いた音の傾向で派手な迫力というより真空管アンプの音をじっくりと聴き込んでいただけます。またフロントパネルに天然木をあしらった美しいデザインも特徴の製品群です。

当日は845/211コンパチ機で2A3をドライバー段に使用したAUKLET845J2(845付)、KT150プッシュプルのTJ-150/34P3、そして6P1プッシュプルのTJ-6P1-Pをメインに見て聴いて触っていただきました。会場の制約もありスピーカーは小型2ウェイですが、ソースにはPCとCDPでクラシック、ジャズ、ボーカル、ロックと多彩な音源をリクエストも含めてお聴きいただきました。いずれも余裕ある優美な鳴りっぷりでお客様もじっくりと真剣にお聴きになられる方が多く嬉しく思いました。皆様非常に耳の良い方々ですが、そうゆう方々から良く鳴っていますねとお褒めの言葉が大変励みになりました。2日目は5時終了と早めでしたが最後まで残したTJ-6P1-Pを聴き疲れしない素直な音と閉会まで聞き入っていただけたのが印象的で嬉しく思いました。また来年もよろしくお願いいたします。

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祝 真空管オーディオフェア

前回ブログでもお伝えしておりますが、いよいよ来週日月と秋葉原損保会館で真空管オーディオフェアが開催されます。

これを祝しまして、ささやかながら当ショップの全製品の送料を当面の間、無料とさせていただきます。お目当ての商品がありましたらこの機会をご利用ください。

真空管オーディオフェア迫る

第23回真空管オーディオフェアが迫ってきました。

10/8(日)~10/9(月、祝)の二日間、東京の秋葉原の損保会館で開催されます。

 

Yarlandアンプの新製品845/211コンパチ機(写真)や割引商品もございますので奮ってご参加ください。

当店も販売していますYarlandアンプのData-Gateのブースのお手伝いを致します。

詳しくは下記をご参照ください。

 リンク1→Data-Gateのご案内

リンク2→総合案内

会場で真空管アンプ同好の方々とお会いできるのを楽しみにしております。

 

なお、当店の試聴室でも TJ6P1-P、TJ300/2A3-S2、TJ84-Pの3機種が試聴可能な他、

Yarlandアンプ全機種を取り扱っておりますのでお問合せください。


グランドピアノ?導入&フォノイコライザー開発中

メイン試聴室にグランドピアノを導入しました!! と言っても縮小スケールの特製コーヒーテーブル兼の飾り。叩けば木板の音はしますがピアノの音は出ません(笑)。でも一応ベーゼンドルファーの形状がモチーフで、音楽を聴く場の雰囲気に合うかなと思います。美味しいコーヒーもありますのでゆっくりご試聴にお越しください。(紅茶もあります)

オリジナルの真空管プリアンプ(ART-PREシリーズ第一弾)を販売開始しましたが、新たに真空管式フォノイコライザーも開発中です。ウェスタンエレクトリックの希少なヴィンテージ品(未使用品)を使用、CRタイプ、NFタイプ、LCRタイプの回路の3機種を予定。ヴィンテージ品ならではの素晴らしい音色と特徴を活かしきる回路構成でアナログファンには大変魅力あるものになると思います(MM対応)。別途MCトランスユニットも開発中です。もちろんこれらは本物です。ご期待ください。

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真空管プリアンプ新発売(限定品)

9.2のブログでもご紹介しました本格派の真空管プリアンプを限定販売致します。当ショップオリジナルのアートプリアンプシリーズの第1号機、ART-PRE1です。

真空管式パワーアンプに本プリアンプを加えるとさらに鮮烈な音色で奥行きのある音響になります。

詳しくは製品紹介覧をご覧ください。

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本アートプリアンプシリーズでは厳選した貴重なヴィンテージ部品を使用し、設計、製作、調整は全て国内で丁寧に納得いくまで行っております。限定生産とはなりますが、今後も価値ある製品をリリースして参りますのでご期待ください。またお客様のご希望に対応したカスタム品も承りますので、お問合せ欄などからご相談ください。(納期約3か月)


9.9試聴会無事終了

9月の試聴会は9.9で、北のミサイルや核実験が危ぶまれましたが無事終了いたしました。今回はメイン試聴室のウイング追設後、初の試聴会となり、DAC~真空管式プリ間のラインケーブルはアートケーブルType1(繊細傾向)とType2(ダイナミック傾向)の聴き比べも実施しました。

音源のCDにはクラシックでは、グリークのホルベルク組曲の第二楽章で弦の響きや艶を、マルチェッロのオーボエ協奏曲二短調でオーボエの響き、マーラーのアダージェットとチャイコフスキーのくるみ割り人形ではフルオーケストラの迫力と繊細さのバランスなどを聴いていただきました。お客様ご持参のカンターテドミノのオルガンと聖歌はオーディオチェック用としても有名ですが、教会の空間の響きが再現され敬虔な気持ちになります。アルテックホーン+JBLウーファーでクラシックも良く楽しめると好評でした。ただオルガンの重低音は現ウーファーは応答性を重視してJBLの軽量コーンタイプのため再生しきれていない面があります。これは目下、ウーファー箱の吸音材を減らして鋭意改善調整中です。ジャズではお客様のMJQ(Manhattanの方)のアグレッシブな演奏やアートペッパーの軽妙な演奏、ブライアンブロンバーグのウッドベース等を聴きました。ホーンの押出しを始めジャズの熱気や迫力が再現されステージのイメージも楽しめます。ただ、ここでも「バスドラの迫力がもう少し欲しいですね」という感想を頂き、上述の重低音と合わせ鋭意調整中です(汗;)。また女性ボーカルはカーメンマクレー、アニタオディ等の柔らかく凛々しい歌声やスイングを楽しめました。ジャズピアノではリッチ―バイラークの研ぎ澄まされた音、ロックではスティングのブランニューデイの重厚な音作りと構成は引き込まれる様だとのご感想を頂きました。

センター試聴室では2A3,300Bの音がお聴きになりたいとのことで両方のコンパチ機であるミンダのASC-3023BAを2A3で、YarlandのTJ300/2A3-S2を300Bで聴いていただきました。

2A3は小出力の真空管ですが通常の音量では問題なく、端正で凛々しい音色が特徴です。また300Bは柔らかく芳醇で豊かな響きが特徴です。いずれも優れた特性で聴かれるジャンルやお好み次第ですが、この両機はコンパチ機で真空管を差し替えて楽しめます。後者のYarlandの方は真空管プリアンプの有無での試聴もして頂きました。音源には前述のカンターテドミノを再生しました。最初はプリを介さず聴き、この時点でも良い音なのですが、プリを介しますと一層、奥行き感、余韻が増し、300Bの良さが存分に出てくる感があり、ご納得いただけました。お客様から、「久しぶりに楽しい時間を過ごすことができました」と嬉しい感想も頂きました。

次回は10/14の予定です。北の問題も解決して平和に音楽を楽しめていると良いと切に思います。次回も頑張りますのでよろしくお願いします。

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ウィング追設で音響進化

メイン試聴室のスピーカーシステム(JBLウーファー+アルテックホーンの2way)にウィングを追加設置しました。ウィングをご存じの方は相当なマニアだと思いますが、翼というよりは延長バッフル板とも言うべきもので写真ではホーンのバッフルとウーファーの側面に張り出した紺色の部分です。これは知る人ぞ知る米国ウェスタンエレクリック社が1940年代には既に音響理論として採用していたスタイル。スピーカーのバッフルは理論的には無限平面が理想とされますが、その現実解とも言えるもので、バッフル板を拡大して音響を改善させる効果があります。それはホーン、ウーファーとも背面からの輻射音を軽減し、ホーンの鳴きも軽減することができるからです。その効果は想定以上!(想定外ではありません)。特にオーケストラや室内楽曲では演奏会場の広がりの違いが良く感じられ、全体に自然な音響になり聴きやすくなりました。追設直後の先週末に常連2名様が試聴に来られましたが(写真ご参照)、「前もかなり良かったですが、さらに進化していてビックリです」と嬉しいコメントを頂きました。アルテックA7.A5などもウーファーの箱の上にホーンがポーンと乗せてありますが、本来は劇場用で大空間で大勢の聴衆への到達性を重視しての構成ですから、通常のリスニングルーム程度の空間では本ウィングの効果があるのだと思います。お持ちの方は試作されてはいかがでしょうか? なお、木材の材質、厚さ、サイズも当然音に影響し、ホーンとウーファーの位置も吟味が必要です。今週土曜(9/9)の試聴会でもお聴き頂けますので乞うご期待♪ →ホーム

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真空管式プリアンプ本設置とアートケーブル

前回ブログでご紹介しました当店オリジナルの本格的な真空管式プリアンプ(型番未定)をラックに本設置しました。これまではメインアンプ側にあるチャンネルデバイダ―の前に仮配置していましたが、試聴位置横のラック内に本設置しました。これによりプリアンプの出力をバランス伝送でチャンデバに送信できるため(約7m)、より音像が安定しました。(これまではDAC出力をバランス伝送で送信)

本プリアンプの内容は前回ブログでもご紹介しましたように電源トランス、電源部にはウェスタンエレクトリック社製を搭載し、専用電源は別置式で117Vに昇圧しています(写真ご参照)。この他も 6j5グリットチョーク、古典管37ドライブ、B電圧計などのヴィンテージ部品、東京高音のアッテネター(ステップ式の新品)、黒色焼き付塗装のシャーシー等で構成した極上品です。(現在、限定販売品を製作中(即納品)です。またカスタム品も承ります(標準納期3か月)。本機には入力3系統あり(背面に2系統、側面に1系統)、各種入力に対応しています。当試聴室ではCDPのASC-1420CDのデジタル信号をDACのASC-K9で受けてアナログ変換していますが、DAC出力は2系統あり、両者間のラインケーブルは当社オリジナルのアートケーブル(→リンク)Type1,2を切り替えて試聴できるようにしました。Type1は繊細で余韻も美しく、音場重視でどちらかと言うとクラシック向き、Type2は明るく力強くパルシブな音にも強く、ジャズ、ロック向きと言えそうです。次回試聴会(9.9)でも比較試聴しますので是非いらしてください(→イベント)。

8.12定期試聴会の様子と次回予定(9.9)

8月の定期試聴会を開催しました。お盆の時期でしたが初めてのお客様もお迎えし、いつもどおり音楽談義、オーディオ談義、その他(タレント裏話など)で楽しい時間を過ごしていただけたと思います。

 

今回の目玉はメインシステムに導入した真空管式プリアンプ。常設のASC-845J(当店専売機種)マルチアンプと組合せ。これまではプリ無しでバランスを取っていましたが、やはり鮮烈で艶と伸び、広がりと余韻ある響きが増して居場所や環境を忘れて音楽に没頭できると好評でした。

 本機は米国ウェスタンエレクトリック社の電源とケーブル、6j5グリットチョーク、古典管37ドライブなどヴィンテージ部品、東京高音のアッテネター等で構成した極上品です。(限定数量販売予定、カスタム品も承ります)。随時事前予約でご試聴できます。

 

センター試聴室ではYarland TJ300B/2A3-S2アンプを300Bでご試聴いただきました。やはり真空管式プリアンプを介して常設のアルティック銀箱で聴いていただきました。なおCDプレイヤーは両試聴室とも真空管式ASC-1420CD。こちらも300Bの繊細で豊かな響きを楽しんでいただけました。ここでは比較的小型のスピーカーとの相性も考慮した構成にしていますが、今回はお客様の持参された12cmシングルコーンのキュービック形状の小型スピーカーでも再生し、その大きさからは想像できないほどの広がりと伸びのある音楽が楽しめました。真空管アンプではある程度以上の能率の良いスピーカーであれば小型スピーカーでも豊かで充実した音、小音量でも音痩せしない音が十分に楽しめます。

音源には女性ボーカルではヘレンメリル、サリナジョーンズ、アニタオディ、金子由香利、バネッサウィリアムス、クラシックはバッハのパッサカリアとフーガ、グリークのホルベルク組曲、レスピーギのリュートのための古風な舞曲とアリア、ラベルのピアノ曲、男性ボーカルではジェイムステイラー、スティングなどでそれぞれ特徴ある音楽を聴いて頂きました。後から考えると今回はジャズが不足していましたが、もちろんジャズの熱気もバッチリです。次回は9月9日13時からですので是非おこしください。随時のご試聴も承っております。

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