第24回真空管オーディオフェアの様子

第24回真空管オーディオフェアが10/7(日)、10/8(祝)の2日間、秋葉原の損保会館にて開催されました。天候にもほぼ恵まれ連日大勢の方々に来ていただきありがとうございました。今年も全館と別館で多様な展示、試聴会が開催され楽しんで頂けたと思います。当ショップも販売店としてヤーランドアンプのブース(5階・データゲート)にて対応させていただきましたが、会場が狭いこともあり立ち見(聴き)のお客様もいらして盛況でした。今回は試聴機は代表的な3機種(①TJ845/211-S2i、②TJ88/34-P3i, ③TJ6P1-P)と電源ボックスのデモ機でしたが、①では華麗な845と深みのある211、②では闊達で艶のある音色、そして③は小型ながらバランスの良い聴きやすい音をご確認いただけたと思います。このような機会にお客様のご感想やご質問などの生の声を伺ったり、ご相談を受けたりするのは貴重な機会で楽しくもあり、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。特にじっと聴かれていた方にお話を伺ってみますと、楽器演奏のご経験者であったり、コンサートに頻繁に通われる方などが多い様で生音に敏感な方にも評価いただけたて嬉しくなりました。なお当ショップでもTJ6P1-Pなど数機種がご試聴いただける他、全機種のお取扱いをしておりますので、さらにお聴きになりたい方やカタログでご興味のある方はご連絡をお待ちしております。

その他のブースにもお邪魔しましたが、特に別館での超大型の241Bアンプ、平面スピーカー、ウェスタンエレクトリックの超大型ホーンスピーカー、青い色に光るキセノン真空管アンプが珍しく興味深いものでした。WE241出力管はワインボトルほどの大きさがあり音は聞けませんでしたが雄大で甘い音がしそうです。FALの平面スピーカーは通常は耳で聞いている音楽が、体全体に平面波の音圧を同時に受け、体で音楽を感じるような不思議な体験でした。中央のライブの映像もその雰囲気を盛り上げていました。家庭で聴くのに適しているかは不明ですが(小型ユニットもあるようです)ホームシアターには良いかも知れません。WEのホーンも決して家庭用とは言えない大きさで(しかも今回は1個のみのモノラル)、短時間の試聴でしたが全体に自然で悠然とした響きでその実力の片鱗を感じ、さすがと思いました。

また来年秋に開催されますので、ご興味のある方は是非お越しください。