真空管式プリアンプ本設置とアートケーブル

前回ブログでご紹介しました当店オリジナルの本格的な真空管式プリアンプ(型番未定)をラックに本設置しました。これまではメインアンプ側にあるチャンネルデバイダ―の前に仮配置していましたが、試聴位置横のラック内に本設置しました。これによりプリアンプの出力をバランス伝送でチャンデバに送信できるため(約7m)、より音像が安定しました。(これまではDAC出力をバランス伝送で送信)

本プリアンプの内容は前回ブログでもご紹介しましたように電源トランス、電源部にはウェスタンエレクトリック社製を搭載し、専用電源は別置式で117Vに昇圧しています(写真ご参照)。この他も 6j5グリットチョーク、古典管37ドライブ、B電圧計などのヴィンテージ部品、東京高音のアッテネター(ステップ式の新品)、黒色焼き付塗装のシャーシー等で構成した極上品です。(現在、限定販売品を製作中(即納品)です。またカスタム品も承ります(標準納期3か月)。本機には入力3系統あり(背面に2系統、側面に1系統)、各種入力に対応しています。当試聴室ではCDPのASC-1420CDのデジタル信号をDACのASC-K9で受けてアナログ変換していますが、DAC出力は2系統あり、両者間のラインケーブルは当社オリジナルのアートケーブル(→リンク)Type1,2を切り替えて試聴できるようにしました。Type1は繊細で余韻も美しく、音場重視でどちらかと言うとクラシック向き、Type2は明るく力強くパルシブな音にも強く、ジャズ、ロック向きと言えそうです。次回試聴会(9.9)でも比較試聴しますので是非いらしてください(→イベント)。