定期試聴会6.10の様子と次回予定(7.8)

6.10の定期試聴会を終了しました。今回は定刻にいらした方と後からいらした方で2部構成になりました。またまた実施中は忙しくて写真撮り忘れてしまい、2部で残られた方だけになってしまいました。前半にご参加いただいた方の写真がなくて申し訳ありません。

左はメイン試聴室での様子です。

お客様の持参されたマイルスディビスのライブアルバムではマイルス独特のミュートを効かせたペットの音色も鮮やかに自然に聴こえ、会場の熱気も伝わってくると好評でした。このお客様は以前にもご来店いただいていましたが、前より音が自然になったが何か変えましたか?と鋭いご質問をいただきました。実はアンプのASC-845Jやスピーカーなどの構成は変えていませんが、スピーカーケーブルとチャンネルデバイダ―のクロスオーバー周波数を少し見直しているためです。この違いがお判りになるとは!お客様、お耳が高い(笑)

このアンプは1000V近い動作電圧で非常に敏感なのでシステムの一部を変更してもすぐに音の違いになってきます。ここが楽しく調整しがいがあるというものです。言葉は適切ではありませんが「鈍感なアンプ」「色づけや主張の強いアンプ」では調整をしても違いが判らないので良い方向に向かわないものなのです。話を戻しまして、センター試聴室では、ビバルティの四季、ソニーロリンズのサックスなどを聴いていただきました。女性ボーカルもお好きとのことで、ヘレンメリル、バネッサウィリアムス、サラボーン、ケビンレトーなどをお聴きいただきました。ボーカルは日常的に慣れ親しんでいる音域のため一番音を確認するには向いています。写真の様にメインシステムは外見はややごついのでごつい音がでそうに思われることが多いのですが、実際には真空管アンプの長所である非常に繊細で柔らかく温かみのある音と自負しています。信じられない方は是非ご試聴にお越しください。

次回は7.8(土)13-15:30です。ご興味のある方は是非お誘い合わせの上おこしください。